おせちにオススメのワイン

もういくつ寝るとお正月〜と歌にありますが、今年も終わりが近づいてきました。
お正月の準備は着々とお進みでしょうか?

我が家のお正月は、毎年、中目黒の胡桃茶屋さん(上海料理を中心とした創作中華のレストラン)のおせちで始まります。
本当に手のかかったお料理の数々で、風味の上品さが気に入っているのですが、実はワインのおつまみにもなるところが最高なのです。
おせちは、和、中華、洋風、どのスタイルでも様々な風味の料理が詰めてあり、1種類のワインで全てのものに合わせるというのは、正直なかなか難しいです。
それでも、オールマイティーに、かなり素晴らしいパフォーマンスを見せるワインがあります。

 

 

そのまず一つ目のカテゴリーは、フルーティーな泡。
ギンギンに辛口のシャンパーニュやスパークリングワインは、実はあまり合いません。
甘みのある、または甘辛い風味のお料理が、おせちには入っていますので、辛口のものより、フルーティーで残糖が多い方が断然合います。

このカテゴリーに入る泡の中で、下記2種類がおすすめです。
どちらも、今年私が試飲した中で、一押しのフルーティーな泡です!

パイパー・エドシック シュブリーム
ドゥミ・セック(やや甘口)というカテゴリーに入るシャンパーニュ。
ヴァニラの上品な含みを持つ、トロピカルフルーツの香り。滑らかで、濃縮され、果実味が後味でも綺麗に広がる。完成度の高さが非常に印象的。

ナイティンバー キュヴェ・シェリー マルチヴィンテージ
イギリスのスパークリングワインの代表格。英国で初めて造られたドゥミ・セックのスパークリングワイン。
ナイティンバー の醸造家である、シェリーさんの名前を冠している。
残糖が高くても、酸味とのバランスが素晴らしく、口に含むと、甘いというよりフルーティーと感じるスパークリングワイン。

パイパー・エドシック シュブリームも、ナイティンバーのキュヴェ・シェリーも、フレッシュさが魅力ですが、アイシュ のキキザケグラスで少し開かせて飲むと、また別の顔を見せてくれます。
キキザケグラスは、小ぶりなので、少しずつ入れて飲むとワインの温度も上がりすぎず、適温で、フレッシュ感をキープしたままサーブできます。

ヴィネッツァ キキザケ

 

そして、もう一つオススメのワインのタイプは、甘口ワイン。

とりわけボルドーのソーテルヌ、ハンガリーの甘口トカイ等です。
これらのワインは、意外にコストパフォーマンスが良く、古めのヴィンテージでもあまり高い値段がついていないので、ぜひこなれた風味の古めのヴィンテージをおすすめします。
魚卵とも相性が良いので、おせちに入っているいくら、キャビアともぜひ合わせてみてください。

 

 

おせちとワインのマリアージュ、皆様もぜひ一度ご体験ください!

 

〈ウィラハン 麻未氏プロフィール〉

ワイン市場開発コンサルタント
ワインPR
ワイン&フードライター

ナパ・ヴァレーに留学し、ワインの醸造やマーケティングを学ぶ。
外資系ワインインポーターを経て、現在はワインと食のスペシャリストとして国内外で活躍。
各地ワインの振興に貢献した人々がメンバーになることができる騎士団の称号を受賞、シャンパーニュ騎士団、サンテミリオン騎士団のメンバーである。