オールドヴィンテージを日本酒グラスで。

意外や意外、オールドヴィンテージにぴったりの日本酒用グラス

熟成させたワイン、オールドヴィンテージというと、なんとなくボルドーやブルゴーニュ等フランスのワインだけを連想しませんか?

実は、ニューワールドのワインの中でもきちんと造られたものは、熟成します!
世界でもまだまだ知られていないアルゼンチンの古いヴィンテージに先日遭遇しました。
最近になって、ブエノスアイレスの特定のレストランで、古いヴィンテージが限定でサーブされ非常に話題になっていますが、まさか日本で会えるとは大感激です!

素晴らしく綺麗に熟成し、完全に飲み頃になっていました。
このワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンで、アルゼンチン、サン・ファン州のフィンカ・ラス・モラスというワイナリーで造られた2001年ヴィンテージです。

オールドヴィンテージのワインを飲む際に気をつけることは二つあります。

1、澱が出ているので、飲む前日に立てておき、澱をボトルの底に落としておく。
細かい澱がまったワインは、舌の上でざらつきます。

2、小さなグラスで飲む
大きなグラスで飲むと、繊細なオールドヴィンテージの風味にダメージを与えてしまうからです。
オールドヴィンテージには、空気と接触させて開かせるという作業は必要ありません。

以前に、あるオールドヴィンテージ用の小さなグラスを持っていたのですが、割ってしまったため、今回は思い切ってアイシュのヴィネッツァシリーズ kikizakeで飲んでみました。
他にも3種類異なるグラスに注いで試飲して見ましたが、この日本酒用グラスが最高でした!

ラス・モラスの2001年のカベルネを ヴィネッツアシリーズ kikizakeに入れて試飲した印象は以下になります。

少々オレンジがかったルビー色をし、熟成年数の割に非常に良い色。
ドライフルーツ、森の下草の香り、土を連想させる含み。
まろやかな風味、とても綺麗な酸味があり、タンニンはまろやかで融和されていますが、カベルネ的なタンニンは健在。
熟成した美しい果実味、スムーズな後味が印象的。

思わず、美味しい〜と言ってしまうワインです。
大きめのグラスに入れた時と比較すると、日本酒用の小さなグラスでは果実味が特に綺麗により強調され、まろやかな風味が感じられるのです。

次回、オールドヴィンテージを飲む時もまたこのkikizakeで頂きたい と思います。皆さんも是非お試し下さい!

 

ヴィネッツァシリーズ kikizake

 

 

 

 

〈ウィラハン 麻未氏プロフィール〉

ワイン市場開発コンサルタント
ワインPR
ワイン&フードライター

ナパ・ヴァレーに留学し、ワインの醸造やマーケティングを学ぶ。
外資系ワインインポーターを経て、現在はワインと食のスペシャリストとして国内外で活躍。
各地ワインの振興に貢献した人々がメンバーになることができる騎士団の称号を受賞、シャンパーニュ騎士団、サンテミリオン騎士団のメンバーである。